心理学の本は50冊以上読んでいるあらでぃ(@DhiQ6xim9D5Rye0)です。
色んな心理学で学んだ知識があるのでせっかくならみんなにも知って欲しいと思い
日常で使える簡単な心理テクニックを教えていきたいと思います。
実際に試しにやってみようと思える物から紹介していくようにします。
初級・中級・上級とランク分けしていきます。
今回の心理テクニック初級です。
フットインザドアを解説していきます。
なので誰もが今から実践できるものになってます。
これらを意識してするようになったら確実に周りからの反応が変わってきます。
そうするとあなたはもうこのシリーズを全て読みたくなっているでしょう。
フットインザドア
フットインザドアとは何なのか解説していきます。
フットインザドアには一貫性の法則が使われています。
一貫性の法則とは
人間は一度決心した行動や発言に思いや信念などを最後まで貫き通したいと思う心理的作用のことです。
人間いきなり大きな要求をされてもいいですよ!とはならないですよね。
10万円貸して!
えっ、ごめん。無理やわ。
こうなるのが自然な流れだと思います。
でも、フットインザドアはこれを小さな要求から始めることで最後には大きな要求ものんでもらおうとする心理テクニックです。
500円貸して!
500円ならいいか
次に頼むとき
1000円貸して!
前は500円貸したし、今回は1000円だからいいか・・・
これが次は5000円、1万円といふうに徐々に金額をあげていくと
相手は要求をのんでしまいやすくなるという心理テクニックです。
まず軽くお伝えした所で名前の由来、使い方、実例など解説していきます。
名前の由来
フット・イン・ザ・ドア・テクニックという名前は
訪問販売員がドアの間に足を入れて閉められないようにして
話だけでも聞いて欲しいという小さな要求を
足掛かりにして販売成功に持っていくという話が由来になっているそうです。
使い方・実例
例えば新しい携帯が何かあるか見に行ったとします。
今日は何をお探しですか?
新しい携帯を見に来たんですけど・・・
新しい携帯をご紹介しましょうか?
じゃあお願いします。
せっかくなので触ってみてください!
じゃあちょっと触ってみます。
新しい商品と一緒に新しいプランで普通よりお安く買えるんですよ。
えっ、新しいプランもでてるんですか。
それに安くで買えるんですか!
新しいプランはーーーーで、今だけ******なんです。
どうです。今買ったほうがお得ですよ!
せっかくそこまで相談に乗ってくれたし、安くなるんだったら購入します!
という流れになって購入されると思います。
ここで重要なポイントはお客さんは最初は新しい携帯を見に来ただけなんです。
でも、最後は購入まで行ってますよね?
これがフットインザドアなんです。
最初は新しい携帯の説明を聞くだけ
次は新しい携帯を触ってみるだけ
次に新しい携帯以外の話にうつって新しいプランも聞くだけ
今ならお得と言われて購入に至る。
と小さな要求の積み重ねが最後は
見る→購入
とお客さんの目的が変化していますよね。
これこそが自分では中々気づけない心に訴えかけるフットインザドアの本領なのです。
実は目の前に事柄に承認しているだけで最後は大きな承認もしていると気づきにくいのです。
それに日本人は「NO」と断ることができない人が多いです。
せっかくここまで話してくれたのに断ったら可哀そうだな・・・という
心理が働きそのまま「NO」と言えずに購入しちゃいます。
最後には新しい携帯が欲しかったし!という自分のやったことに理由をつけて
納得させていい思いをした思い出になっていくのです。
これを「理由付け」といいます。
これはまた別の記事で詳しく説明します。
まとめ
私達の日常には心理学が溢れていて心理テクニックを使える人が得をする世の中になっています。
それは交渉の場や恋愛の場、仕事の場、プライベートと多岐にわたる所で使用できます。
なのであらでぃはみなさんに一つでも多くの心理テクニックを覚えて自分の幸せを自分で
引き寄せてもらいたいと思います。
今回は日常の生活でもよくみられるフットインザドアでした。
おさらいすると、小さな要求から始めて大きな要求をのんでもらう。
これを忘れずに実践できる場があれば積極的に取り入れてみてください。
特に交渉の場で効果が実感できるでしょう。
それでは良い心理学ライフを!