【悪用厳禁】日常生活で活かせる心理学を教えます!シリーズ8

心理学・産業カウンセラー・カウンセリング
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心理学の本は60冊以上読んでいるあらでぃ(@DhiQ6xim9D5Rye0)です。

色んな心理学で学んだ知識をみんなにも知って欲しいと思います。

日常で使える簡単な心理テクニックを色々解説していきます。

実際に試してみようと思えるテクニックを紹介していきます。

初級・中級・上級とランク分けしていきます。

今回の心理テクニック中級です。

パーソナルスペースを理解していれば仲良くも仲良くならなくてもよくなれる!

ついに第8弾と皆さんも心理学に一歩踏み込だ内容を知りたくなってきた感じですよね。

なので今回も中級の心理テクニックを解説していきます。

そしてあなたにさらに周りからの評価をグン!とあげる心理学をお教え致します。

あなたはこれからずっとあらでぃのなんでもプレゼンテーション心理学シリーズの虜になりますよ!

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パーソナルスペース

パーソナルスペースとは

他社が自分に近づくことを許せる範囲、他人に近付かれると不快に感じる空間のことを指しています。

対人距離(パーソナルエリア)とも呼ばれています。

一般的に女性よりも男性の方がこの空間は広いです。個人の性格や相手によっても差があります。

人はこの範囲に入られると不快に感じたり、落ち着かなくなったりします。

これは心が防衛本能が働いている状態です。

どういう時にパーソナルスペースを感じているのか?

例えば電車が空いている時に空席が多いのに、既に座っている人の隣に座ろうと思いますか?

普通であれば、両側が空席のところに座りますよね。

逆に空席ばかりの車内なのに乗ってきた人が自分の真横に座ってきたらどう思いますか?

なんでこの人空席多いのに隣に来るの? と不審に思って不快感を覚えませんか?

何らかの理由で自分を意識して近寄って来たのではないか?と考えたりしませんか?

他にも混んでいるエレベーターに乗った時に別に見たいわけではないが、表示される階数を見つめていた経験はありませんか?

これは、本来侵入されたくない領域(パーソナルスペース)を他者に犯されているために

感じている不快感を、別のものに集中することで緩和させて心を落ち着かせているのです。

こんな時にパーソナルスペースを感じていると思います。

人は無意識のうちに他者との一定の距離を保ちたがり、ある程度の距離があることが当然という意識が心の根底にあるので防衛反応がでるのです。

相手との関係で変わるパーソナルスペースの広さとはどのくらいなの?

接している相手との関係性・心理的な親密度によってその広さが変わってきます。

赤の他人が近くに来ると前述のように嫌悪感を抱いてしまいますが

逆に親しい相手や好意を寄せている相手であれば気にせずパーソナルスペースに入る事を

受け入れることができてむしろ安らぎを感じることもあります。

アメリカの文化人類学者であるエドワード・T・ホールは、人のパーソナルスペースを相手との関係をふまえて4つに分類しました。

1.公衆距離:3.5m以上

講演会や公式な場で話す側と聞く側との間に必要とされる広さです。
自分と相手との関係が「個人的な関係」ではなく「公的な関係」である時に用いられます。
また、一般人が社会的な要職、地位にある人と正式な会合、イベントで面会するような場合に使うかしこまった距離です。

2.社会距離:1.2m~3.5m

あらたまった場や業務で上司と接するときに使われる広さです。
声は届きますが、相手に失礼が無いように手を伸ばしても相手に触れることができない安心できる距離です。

3.固体距離:45cm~1.2m

自分と相手が共に手を伸ばせば相手に届く広さです。
友人や会社の同僚など親しい人はここまで入っても不快になりません
レストランやカフェでテーブル越しに話すくらいの距離です。
お互いの表情が取れる距離感で、両方が歩み寄ることで初めて手を触れ合える距離であることがポイントになっています。

4.密接距離:0cm~45cm

手を伸ばさなくてもボディータッチができる広さです。
顔がとても近い位置にありハグやキスが容易にできます。
家族や恋人、親友などがこの距離にいることは許されますが、それ以外の人がこの距離に近づくと不快感を感じます。

これを見ると自分と気になる相手との距離でどれくらい心を許してくれているかわかりますね。ぜひ参考にしてみてください。

大人は大体これの通りの距離を保ちたがりますが、子どもはパーソナルスペースが狭いと思いませんか?

仲良くなると公共の場でもすぐにくっつく姿をよく目にしますし、18歳以下では年齢が低くなればなるほど狭くなると言われています。

子どもは人との距離感がどれくらいであるべきかという感覚をまだ理解しておらず、心が動くままに興味がある方へ近づいていくからと言われています。

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パーソナルスペースとはいつ身に着くのか?

一般的にパーソナルスペースに対する感覚を無意識のものとして身につけています。

有名人や社会的地位の高い人が相手だと、その人への敬意から近い距離を畏れ多く感じて広めに距離をとろうとすることもあります。

そして逆に、恋人から一緒にいても寂しく感じるなんて言われたことはありませんか?

これは相手が親密さを感じる空間に、あなたが入っていないため、相手に寂しさを感じさせてしまっているということです。

そういった経験を積み重ねていくことでその人のパーソナルスペースというものが出来上がっていきます。

これは18歳になるころには大体出来ていると言われています。

パーソナルスペースの違いとは?

ハグやキスなどスキンシップが挨拶のようなものである海外の人は日本人よりもパーソナルスペースが狭いことが多いです。

そして男女でもその差は大きくあるとされています。

また、精神的に負担がかかりすぎてしまい周りを拒絶するような否定的な心情になってしまうと、パーソナルスペースはとても狭くなってしまいます。

誰に対しても心を閉ざしてしまえば、4つの心理的距離は意味を持たず家族や恋人であっても近づかれることを恐れてしまうこともあります。

この様に国によっても、性別によっても、心理状況でもその人のパーソナルスペースは変わってくるので一概にずっと同じパーソナルスペースをっているとは言えないので自分の心理状態を知る事も相手との距離感を図るうえで考慮した方がいい点になります。

まとめ

パーソナルスペースとは、男女、国、年齢で変わってくるものです。

18歳までにそのおおよその大きさが確立されるのでそれ以降は変わりにくいと言われています。

相手との距離を詰めたいと思う事は多いと思いますが、相手のパーソナルスペースに安易に入ってしまうと不快感を持たれて関係が進展しなくなる可能性があるので

相手との距離を図ることも恋愛や仕事で大事な部分になってきます。

みなさんもしっかり距離を見極めて気になるあの人と親密になっていきましょう。

あらでぃの心理学シリーズを見ればあなたもこれからいい人生を送れます!

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