心理学・交渉の本は100冊以上読んでいるあらでぃ(@DhiQ6xim9D5Rye0)です。
色んな心理学で学んだ知識をみんなにも知って欲しいと思います。
手っ取り早くビジネスに使える実践的な明日からすぐに使えるテクニックを紹介します。
実際に実践してみようと思えるテクニックを紹介していきます。
読んでくれる皆さんありがとうございます。
これまでの心理学シリーズを全て読んでくれているあなたは交渉を知り、より周りからの評価をあげることができるでしょう。
あなたはこれからずっとあらでぃのなんでもプレゼンテーション交渉・心理学シリーズの虜になりますよ!
ビジネスで使う交渉術
両面提示
仕事をしていると、セールスマンじゃなくても「商品」や「サービス」について説明しなければならない場面がやってきますよね。
そんな時、あなたはどんな感じで説明していますか?
商品・サービスの説明方法は2つの方法があります。
まず1つ目は、その商品のメリットだけを強調して説明する「片面提示」です。
2つ目は、商品のメリットとデメリットの両方を説明する「両面提示」です。
みなさんは普段どちらを使用していますか?
多くの人は相手に商品を気に入って貰おうと、メリットだけを説明する「片面提示」を選びがちです。
でも、実は「両面提示」のほうがより良い結果を引き出すことができるのです。
その理由は主に2つあります。
1つ目は、先に商品のデメリットを話しておくことで、後から他のデメリットが明らかになった時でもデメリットに対する「免疫」がついているのでからです。
2つ目は、噓偽りなくデメリットも開示するほうが、お客様との信頼関係を築きやすいからです。
欠点や短所といったデメリットが1つもないという商品はほとんどないです。
それを不自然に隠そうとするよりも、むしろ明らかにしてしまったほうが得られる利益は大きくなります。
あなたがもし、何かを説明したり、売り込んだりする際に使ってみてください。
驚くほど反応が変わってくると思います。
ランチョンテクニック
取引先を接待する時に美味しい食事を食べながら仕事の話をすることはありませんか?
実はこれは心理学的にも正しい方法なんですよ!
あるアメリカの心理学者ジャニスらは、大学生たちを2つのグループに分けます。
その1つのグループにはピーナッツやコーラなどを飲食しながら、評論を読んでもらいます。
もう1つのグループには何も飲食させずに同じ評論を読んで貰う実験を行いました。
その結果はなんと、飲食をしながら読んだグループのほうが、評論の内容に賛同する大学生が多くなるということがわかりました。
これは、美味しい物を食べるという快感が、物事への評価と脳の中で結びつくことが原因だと考えられています。
なので、難しい商談をまとめたい場合には、是非美味しい物を食べたり飲んだりしながら、相手に説明、説得するようにしましょう。
会議や交渉でテーブルの座る位置について
会議で自分の意見がなかなか通ったことがない。と悩んでいる方にぜひ知って欲しいポイントがあります。
まず、勝負・交渉は会議が始まる前から始まっています。
会議で座る位置がとても重要なのです。
じゃあどこの席がいいのか、テーブル別に説明していきます。
長方形のテーブルの場合、短い辺に座るとリーダーシップや主導権を取りやすくなります。
逆に長い辺に座ると人間関係を重視して多くの意見を聞き出しやすくなります。
なので、自分の意見を通したい時は、短い辺に座れば他の人よりも心理的に優位に立てます。
テーブルが円形の場合は、顔のよく見える向かい側の相手とは議論が白熱します。
その反面、横の方に座っている人とはあまり話さなくなることがあります。
そのため、「議論したくない」相手の真正面には座らないようすることで話をする気かが減ります。
この様に、ちょっと工夫することで会議の進行に影響を与えることができるのです。
スティンガー効果
アメリカの心理学者スティンザーが、会議参加者の無意識に取る行動を分析した結果をまとめた法則です。
議論をしたことがある相手は、自分の正面に座ってきて反論をしかけてくる傾向があります。
他には、1つの意見が表明された直後には、肯定的な意見よりも否定的な意見が出やすいというものです。
会議で自分の意見を通したい場合は、この2点を覚えておいて
それと合わせて座る位置に気をつけましょう。
さらに事前に「賛同者」を作るなどの根回しを行うことで、自分の意見が採用されやすくなります。
まとめ
すぐに使えるテクニックを紹介しました。
どれも非常に有効なテクニックなので、できる所から是非実践してみてください。
あなたの思うようになったりするとすごく嬉しくなり、このあらでぃの心理学シリーズがいい物だと思って貰えると思います。
それではいい心理学のある人生を!