【悪用厳禁】日常生活で活かせる心理学を教えます!シリーズ27

心理学・産業カウンセラー・カウンセリング
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心理学の本は75冊以上読んでいるあらでぃ(@DhiQ6xim9D5Rye0)です。

色んな心理学で学んだ知識をみんなにも知って欲しいと思います。

日常で使える簡単な心理テクニックを色々解説していきます。

実際に実践してみようと思えるテクニックを紹介していきます。

初級・中級・上級とランク分けしていきます。

今回の心理テクニック上級です。

アンダードッグ効果について紹介します。

このテクニックを知ることで、友達作りも上手くいき、恋愛でも上手くいくでしょう。

第27弾となりあらでぃの心理学シリーズがすごく知られてくるようになりました!

とても嬉しいです。いつも読んでくれる方ありがとうございます。

これまでの全シリーズを読んでくれているあなたは周りからの評価がこのシリーズを知らなかった時より段違いに良くなっているんじゃないですか?!

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アンダードッグ効果

アンダードッグ効果とは

アンダードッグ効果とは、行動心理学の一つでもあり

不利な状況にある人や弱い立場にある人に対して、心から同情したり、心から応援したくなったりする心理の働きのことを言います。

アンダードッグ効果の由来とは

アンダードッグは英語で書くと「underdog」と書きます。直訳すると「弱者」という意味です。

試合や選挙などで勝ち目のなさそうな人のことや、噛ませなどの意味があります。

みなさんが聞いたことがあるであろう、噛ませ犬とは闘犬用語です。

強い犬を作るため噛む練習をさせて調教するのに用意された弱い犬のことを言います。

闘犬用語なんて初めて聞く人も多いでしょうし、こうやって強い犬が作られていたのも驚きですよね。

そして、弱い犬のことが可哀想に思いませんか?

こんな風に、弱い犬に対して同情心が湧いて、助けてあげたくなる心理からアンダードッグ効果と言われるようになりました。

アンダードッグ効果が使われた例

アンダードッグ効果は英語で書くと「underdog effect」です。

言葉からわかる通り外国で確立されたものです。

もともとは選挙で不利な状況だった候補者に、世間からの同情によって票が集まり、なんと逆転勝利になったという逸話もあります。

これは、1940年にアメリカで世論調査データの分析によって最初に発見されたものとして、代表的な例によくあげられています。

例えば、日本でも同様に選挙でこんな状況があったと思います。

選挙も最後の方になると、候補者の演説に「大変苦しい状況です。」や「みなさんのお力をぜひ貸してください」などの言葉が出てきていませんか?

これは、アンダードッグ効果を使用して同情票を集めているんのです。

他にも、スポーツなどの対戦関連などでも、アンダードッグ効果が働くことが多いです。

高校や中学でも私立の学校は設備がしっかりしていて、どの種目も強いことが多いです。

そんな私立ばかりの中に1校だけ公立があったとしたら、その公立の学校を応援したくなりませんか?

これもまさに身近にあるアンダードッグ効果が働いている事例なんです。

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アンダードッグ効果の日常での使い方

アンダードッグ効果は日常でのこういう場で効果を発揮しています。

「一生懸命に頑張っているのだけれど、なかなか上手くいっていない。」

「不利な状況で頑張っている。」という人に対して、同情心が湧き、応援したくなりますよね。

つまり、上司や先輩の相手に対してこのような状況を作り出して見せることで、アンダードッグ効果を働かせることができるます。

例えばあなたが、「将来のために、苦手な外国語を一生懸命勉強しているのだけどあまり上手くいっていない。」

「家で料理を頑張ってるのだけど失敗の話をよく聞く。」

「他の人の趣味に合わせてスポーツを頑張っているけどなかなか上達しない。」などの自分の弱い部分を出すのです。

それを相手が見るとアンダードッグ効果が働き、応援したくなり一緒に勉強してあげたり、料理を教えてあげたくなったり、スポーツを丁寧に教えてくれたり、かまってあげたくなるのです。

これをうまく使うことで、日常生活から他の人の手厚いサポートを得られるようになります。

アンダードッグ効果の恋愛での使い方

新入社員の女性が職場に入社してきたとします。

これは先輩男性と恋愛関係になるという王道パターンです。

一生懸命仕事を頑張って覚えようと努力している姿を見ながら、先輩に頼ってくれる女子社員は可愛いと感じ、すごく応援したくなります。

これはアンダードッグ効果が働いていますね。

恋愛の場では、一般的には女性から男性に使うほうが有効ですが、男性から女性へも使うことは可能です。

女性だと男性よりも弱い姿を見せることが多く、それは体力の面であったり生物として仕方ない所が男性からすると守ってあげたくなる、アンダードッグ効果が発揮されています。

じゃあ男性から女性へ応用するにはどうしたらいいかというと、男性は普段はリードをして、女性を守ってくれるような存在である必要があります。

女性は強い男性に惹かれる事が多いので、いつもは頼もしい男性がギャップで弱い所が見えることで効果が働きます。

この場合は、同情心から湧き出るものではなく母性本能が働きます。

そうすると女性は男性のそういう所を守ってあげたくなります。

まとめ

アンダードッグ効果とは簡単にいうと

不利な状況にある人や弱い立場にある人に対して、心から同情したり、心から応援したくなったりする心理の働き

そして、ただ弱いところを見せるだけでなく、一生懸命な所が相手に伝わって初めてアンダードッグ効果が有効になります。

なので、弱い部分や苦手な事を見せたり相手に打ち明けることで、親近感を持ってもらえたり助けてあげたいと思ってもらうことができるため、仲良くなることができます。

それではいい心理学のある人生を!

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