心理学の本は60冊以上読んでいるあらでぃ(@DhiQ6xim9D5Rye0)です。
色んな心理学で学んだ知識をみんなにも知って欲しいと思います。
日常で使える簡単な心理テクニックを色々解説していきます。
実際に試してみようと思えるテクニックを紹介していきます。
初級・中級・上級とランク分けしていきます。
今回の心理テクニック中級です。
今回はカリギュラ効果、好意の返報性を解説していきます。
第10弾とついにシリーズが2桁に突入しました!
これまでのシリーズを全て読んでいるあなたはさらに周りからの評価がすごくあがっていることでしょう。
あなたはこれからずっとあらでぃのなんでもプレゼンテーション心理学シリーズの虜になりますよ!
カリギュラ効果、好意の返報性
カリギュラ効果
カリギュラ効果とは
「禁止される程したくなる」心理効果を言います。
よく「◯◯してはいけない」と禁止や制限を受けると「逆に◯◯したくなる」ということを聞きませんか?
秘密の共有をするとなんだか仲良くなれた気分になったことないですか?
あれは「誰にも明かす事は禁止」と言う縛りを相手と共有しているからです。
人は禁止されること程したくなりますし
モラル・ルールを侵すことは高揚感が生まれます。
彼女や彼に秘密を持たせ共有する事で、彼女や彼はその事柄を強く意識する事になります。
簡単にいうと
「あなたの秘密を強く意識すると言う事は、あなた自身の事も強く意識する事になります。」
そして、意識する数が多くなるとより想いは高まっていくものです。
このカリギュラ果は、例え小さいことであっても効果を発揮します。
なので秘密の大小をあまり考えず気になる人や彼氏彼女に秘密を打ち明けてみましょう。
そうすることで今までより相手との心の距離が近づき、より絆を深めることができます。
これは「他人には知られたくない弱点」を2人だけの秘密ということで共有することで
「私のことを信頼してくれているんだ」と相手の方の中で好感度が高まるからです。
これを仕事で使う場合は同僚や上司に
「実は今の仕事が嫌なんですよ」とか「実は今の仕事はすごく自分にあってて楽しいです」
などを2人でいるときに話すことで同僚や上司と秘密を共有したことになりより一層仲良くなることができます。
この「実は」には自分の思っている想いを言っているという効果があります。
出来るだけ秘密の共有をする場合は、自分の事を話すようにしましょう。
そうすることでより一層効果を発揮できます。
好意の返報性
好意の返報性とは
「相手から受けた好意に対してそのお返しをしたくなる」心理のことです。
誕生日プレゼントをもらったら、その相手の誕生日に
「お返しとしてのプレゼントを贈らないと」という気持ちになることも好意の返報性の効果を受けています。
簡単にいうと、好意を相手に向ければ、その相手からも好意が返ってくるということです。
こうした好意の返報性を恋愛に活かすことで、お互いの距離を縮めることが可能となります。
ただし、さり気なく好意を伝えることがポイントです。
例えば
- 相手の名前で呼ぶようにする
- 相手にプチプレゼントをする
- 相手の話に興味を持って聞く
- 相手のどこでもいいので褒める
「これくらいの好意なら返せる」と感じられる程度の好意にしましょう。
好意を伝えれば好意が返ってくるからといってストレートに「好きです」と伝えることは逆効果になるかもしれません。
これは、同程度の好意を返せないこと(ここでは好きということ)に罪悪感を抱き、その罪悪感からあなたとの接触を避けるようになってしまうからです。
なので、あくまでも相手に返してもらえる程度の好意を相手に伝えるようにしましょう。
さり気なく好意を伝えそして相手の人がその好意を返しているうちに、好感度が高まっていきます。
その後になら「好きです」ということを言っても返ってくる可能性が高まります。
これを仕事で使う場合は
仕事を手伝ってくれた人にちゃんと「ありがとうございます!」と伝えることで
相手から自分が困っている時などに返報性の効果で好意が返ってきて助けてくれるでしょう。
日常生活でいうと
「おはようございます。」も「おはようございます」と返ってくるのは
返報性の効果というのもあります。
これを繰り返していくことで日常生活でも誰とでも仲良くなって好意のやりとりができるようになります。
まとめ
このように好意のやりとりができる頼れる相手をたくさん作ることで
これから先の人生がより楽しくなっていくこと間違いなしです。
そして、恋愛でも仕事でも使えるのでぜひ使ってみてください。
注意する点は、好意を受け取る準備をしていない人にしても意味はないので
返ってくるのを期待して好意をあげすぎることはないようにしてください。
心理学は上手く使うことでより人生が楽しく、より良い物になります。