心理学の本は70冊以上読んでいるあらでぃ(@DhiQ6xim9D5Rye0)です。
色んな心理学で学んだ知識をみんなにも知って欲しいと思います。
日常で使える簡単な心理テクニックを色々解説していきます。
実際に実践してみようと思えるテクニックを紹介していきます。
初級・中級・上級とランク分けしていきます。
今回の心理テクニック上級です。
今回は希少性の原理を解説していきます。
第22弾となってあらでぃの心理学シリーズがよく知られてくるようになりました!
これまでの全シリーズを読んでくれているあなたは周りからの評価がこのシリーズを知らなかった時より段違いに良くなっているんじゃないですか?!
これからあなたはずっとあらでぃのなんでもプレゼンテーション心理学シリーズを手放せなくなりますよ!
希少性の原理
希少性の原理とは
希少性の原理とは
欲しいと思っている人が多いのに比べて、利用できる量が少ない時に、その物の価値が高くなる、または高く思えてくる心理現象のことです。
以下は実際にこの原理を唱えた人の名前と実験内容です。
社会心理学者のウォーチェルは、同じ味のクッキーを「10枚」入れたビンと、「2枚」入れたビンを用意し、被験者に味を比べてもらうという実験を行いました。
その結果、驚くべきことにほとんどの人が「2枚」しか入っていないビンのクッキーの方が美味しいと判断したのです。
どちらのビンにも同じ味のクッキーが入っているにもかかわらずです。
つまり、人は「数・量が少ない物」を見ると、そこに価値を見出す生き物であるとうこと。
そして、数・量が少ない物を手に入れた時、人は物が特別だと思い、それを獲得できた自分が特別な存在だと感じるのです。
よくあるのが
- ランボルギーニ
- ロレックスの時計
- ビトンの限定バッグ
- 限定商品
などを欲しがってしまうのはこの希少性の原理からきているのです。
そして、自分は特別だと思って周りに自慢して心理的欲求を満たしています。
よく、ほにゃほにゃブームってあるじゃないですか?
サバ缶健康法、バナナダイエットとかそういう時に決まってその商品ってお店に残ってないですよね?
そうなると今までにもこういう気持ちになったことがあると思います。
「今、買わないといつ手に入るかわからない・・・」「今、買わないともう二度と手に入らないかも・・・」など
と、なるのは全てのこの希少性の原理から心理的に実際に効果があると証明されています。
ビジネスでの使い方
価格の高い物やブランド品などを売ろうとする時に
良い物の価値を最大限に引き出すために「数・量を少なくする演出」を使ってみると大きな利益に繋がってくると思います。
それは、コメントで「限定モデル」だとか「どこどこ限定でしか手に入らない」だとか
「今はもう販売されていない商品」だとかそういった希少性を訴えることで
買う人の心理をくすぐることができます。
恋愛での使い方
あなたがモテる存在になるには、SMAPの歌にもあるような「世界でたった一つの花になればいい。」ナンバーワンになる必要はなく、オンリーワンになればいい!ということです。
これが恋愛で使用する時の目指す所です。
モテたい相手から見て「あなただけ」という特別な存在になること
他では代用の効かない希少性が当てはまる存在になること、これがその人に選んでもらいやすくなる大切なことです。
なので、あなたしかできないことを作る。
- インド料理を作れる
- カクテルを作れる
- バイオリンが弾ける
- プロ顔負けの写真が撮れる
- 富士山によく登りに行っている
など、他の人があまりやってなさそうな事をあなたがしているだけで希少性が出てきます。
それが相手にマッチするかはわかりません。
でも、希少性を一つだけ持っているより複数持っている方が相手が気になる希少性と当たることが多くなります。
ぜひ、自分だけの希少性を作ってください。
それがあなたがモテるために出来る努力でもあります。
まとめ
希少性の原理とは、経済学にも通じる心理学です。
ステファン・ウォーチェルの実験で効果を解明されたように、「あなたしかいない」という気持ちは、「この商品しかない」という気持ちと同じです。
実は恋愛テクニックと経済学のテクニックは全く違う分野のように思っている人が多いかもしれませんが、実は隣り合わせの分野なんです。
この機会にもし経済学も興味がでた人がいればそっちの分野も調べてみてもいいかもしれません。
心理学であればあらでぃの心理学シリーズを是非読んでください。
今回で22弾となっており、心理学の多くのテクニックを詳しく明日から使えるように例を交えて紹介しています。
それを読んで明日から実践してみてください。
それではいい心理学のある人生を!