心理学の本は70冊以上読んでいるあらでぃ(@DhiQ6xim9D5Rye0)です。
色んな心理学で学んだ知識をみんなにも知って欲しいと思います。
日常で使える簡単な心理テクニックを色々解説していきます。
実際に実践してみようと思えるテクニックを紹介していきます。
初級・中級・上級とランク分けしていきます。
今回の心理テクニック上級です。
今回はツァイガルニク効果を解説していきます。
第18弾となってあらでぃの心理学シリーズがよく知られてくるようになりました!
読んでくれる皆さんありがとうございます。
これまでのシリーズを全て読んでくれているあなたはより周りからの評価があがっていることでしょう。
あなたはこれからずっとあらでぃのなんでもプレゼンテーション心理学シリーズの虜になりますよ!
ツァイガルニク効果
ツァイガルニク効果とは?
ツァイガルニク効果とは
人は達成できた事・完結して終わった事よりも、中途半端・未完成・中断している事のほうが記憶に残る、よく覚えているという現象の心理のことです。
ちなみにツァイガルニクというロシアの人が実証したので、名前から取ってツァイガルニク効果と呼んでいます。
逆に映画など完結した物の方が覚えている量が少ないと言われています。
ドラマは毎週見ていかないといけないので、次が気になってしまって覚えている量が多いと言われています。
身近な例
週刊連載の漫画
例えば、週刊連載の漫画や小説など読んでいくと
「あれ?ここで終わるん!あー早く続き読みたい!」ってなったことありませんか?
まさにこの状態がツァイガルニク効果が働いているのです。
これは途中までしか読めなくて中途半端になってしまっているので、最後まで読み切りたい!と思う気持ちがそうなのです。
失恋が忘れられない
失恋を経験した人はわかる人が多いと思いますが
別れを自分から告げた人より、相手から別れを告げられた方が未練が残りやすい
と思いませんか?
これもツァイガルニク効果なんです。
なのでいつまでも忘れられない相手がいる人も未練がましいのではなく
脳が心がそういう仕組みになっているから仕方ないので、あまり気にしたらダメですよ。
仕事や勉強での使い方
では仕事や勉強ではどうやって使うのか解説していきます。
仕事や勉強で集中すると何時間もやってしまうことってないですか?
実は長時間しすぎると逆に脳が疲労を感じて、休む時間も長時間になりやすいんです。
なので、しっかり仕事をする時間と休む時間を決めておいて
その時間になったら仕事を辞めてしっかり休むということを繰り返すことで
脳の疲労は最小限に抑えられ、効率が長時間するよりも上がります。
これは続きの仕事がしたいという「ツァイガルニク効果」を使っているので
集中力も続きやすくなっています。
恋愛での使い方
恋愛で一番大事な使用できる所は、その日の別れ際です。
デートや電話、LINEでも10割の満足をさせてはいけません。
満足させずに7割ぐらいで別れることで
「この人のことをもっと知りたい、もっと話したい、もっと一緒にいたい」
と思わせることができます。
これも「ツァイガルニク効果」で続きを求める不完全が許せない心が求めてしまうのです。
だからこそ、相手に満足感を与えてはいけないのです。
必ず、7割の満足以上は与えてはいけませんよ。
まとめ
ツァイガルニク効果とは「未完な物ほど強く心に印象に残る」というものです。
この特性を応用して、仕事や勉強や恋愛に活かしていきましょう。
そうすると今までの人生以上に楽しめるものになると思います。
いい心理学のある人生を!